ショップジャパンのソーイングミニは本当に小型、簡単なのに本格派?
【お断り】
ソーイングミニは新商品「ヌエッタ」の発売に伴い、販売終了となりました。
ショップジャパンのミシンについてはこちらをご覧ください。
こちらの記事はそのまま残しておきます。
確かにソーイングミニにはいろんな魅力があります。
初心者さんにはとにかく、まずはこのミシンで練習してみようかな、
という気持ちにさせる機種だと思います。
やはり軽量でコンパクトであることは省スペースで作業をしたいと
考える方にとっては嬉しいことです。
そこでいくつかの項目に分けてソーイングミニのメリット、デメリットについて
解説したいと思います。
ソーイングミニのメリット、デメリット
ソーイングミニはコードレスミシンなので持ち運びが簡単で、どこでもミシン作業が
できる点は魅力です。作業をするたびに重いミシンを出したり入れたり
するのは億劫な場合もありがちです。
そんな時にソーイングミニは場所も取らずにとても便利です。
操作のほうも簡単でダイヤルを回すことで縫い目を変えることができます。
ソーイングミニの場合には主によく使う縫い目に限定して8種類の縫い目を搭載。
すべてにおいてシンプルなミシンがソーイングミニというわけです。
毎回同じような裁縫の作業でしたら(簡単な洋服のほつれなど)ソーイングミニ
で十分に対応できると思います。
でもミシン自体が軽い作りになっているので不安定なのが心配です。
少しでも厚い布を扱う場合にはミシンが揺れて扱いにくい場合も予想されます。
お子様などに持たせる雑巾や小物袋でしたら場所をとらずに
すぐに作業にかかれると思いますし、十分に対応も可能です。
でもよく考えてみますと、毎回、簡単な裁縫だけで満足でしょうか?
作業の幅という意味では、ソーイングミニでは限界があります。
やはり、慣れてくると今度は洋服を作ってみようと思う場合もあるでしょう。
そして厚手の記事でバックなどを作ってみようという意欲が湧いてくるかもしれません。
その時にソーイングミニでは到底、力不足ということになるでしょう。
確かにショップジャパンのソーイングミニは価格自体はお求めやすいのですが、
ミシンソーイングにハマった場合、他の機種を買い替える必要が出てくるでしょう。
必ずしも「小型・カンタンなのに本格派!」とは言えません。
なぜなら、ソーイングミニは3枚歯ですので厚物縫いは到底できないからです。
またミシンの「ふところ」が極端に狭いため、ちょっと大きめのものを縫うとなるとすごく縫いずらいと思います。
ミシンを買い替えるとなると、操作もまた一から覚えなくてはいけませんよね。
そういった意味で一概に「安い」とは言えないミシンだと思います。
それならば初めからスタンダードな家庭用ミシンを選ばれる方が賢明ではないでしょうか。
あと少し予算を出してもよいという場合には通常のミシンの購入を検討されるのも
一つの方法かと思われます。
普段、ミシンの作業で使う機能を中心にシンプルに搭載しているミシンを
お探しの場合、例えば「アイシンミシンSP10」などもかなり魅力的です。
ミシンの初心者さんでも楽に取り組める工夫を盛り込んでいるという点で
おすすめです。
イラスト入りのワンポイントナビゲーションがついているので
迷ったときにも大きめのダイヤルやレバーでコントロールが可能です。
「ジャノメJP710」もロングセラー商品です。
基本的な機能があればよいという方向けで、コンピューターミシンですが
複雑な操作の必要もありません。その代り自動糸切り機能や文字縫いはできません。
何を選ぶのか?という点で区別すればよいと思います。
ソーイングミニと同じ価格帯のものを探すとしますと、
「JANOME(ジャノメ) 電動ミシン JN508DX」は予算15000円以内で購入できる
安値のミシンの代表です。
ショップジャパンのミシンの価格帯にも魅力を感じているという場合には
まずは比較して検討の余地はあるのではないでしょうか?
通常サイズのミシンのほうが裁縫の幅が広がる場合も多々あります。
価格 | 13,280円 |
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メーカー | 不明 |
ミシンの種類 | 電子ミシン |
特徴 | サイズ:幅40.4×奥行18.8×高さ29.8cm
重さ:約2kg(本体のみ)
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初心者度 | 使いやすさ | 価格 | 総合評価 |
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ソーイングミニのまとめ
長い目で見てもう一台先々で購入してもよいと思う場合には最初の1台として購入するのも一つです。
しかしながら、結局買い替えなければ満足のゆく作品ができない・・・
と後悔してしまうことが予想できる場合にはあまりお勧めできないというのが
当サイトの総合的な意見です。